16/JAN/08
ふむ。
あいかわらず3時ごろに目が覚めてしまう・・・・。
じじぃー的起床だが、なんせ背中が痛いのでしょうがない。
しかしこれのおかげで毎朝、朝日のあんばいをおのずから見られるのは
撮影にはもってこい。
今日も綺麗に朝焼けしてました。

こんな感じとか・・・・。

この時間帯、いつもならばハウスリーフ、南から北に速く流れていたのだが、
今朝は北から南に変わっていた。
6時の段階では1/5程度で非常にゆっくりだったので、
ハゼを撮りたがっていたお客様を起こして早朝ハウスリーフに行ってみるかーとも思ったのだが、
6:50の段階で、すでに3/5程度まで加速していたので
断念しました。
速い流れのときに無理していっても、ハゼの出もあまり良くないし、
撮り難いからね。
そして朝食にようやくカレーが出てくる。
ツアーメンバーの皆さんも、
どうしてモルディブまで来て、カレーが食べられないのか?
と不満顔だったのだが、ここでようやく出てきた。
朝食時のカレーは週に1回だけとのこと。
昼食では週に2回。
もっと出してほしいなー・・・・。
私はチャパティーとフィッシュカレーを手で美味しくいただきました。
今日はみんなでボートに乗ります。
行き先はエンブドゥ・シャークポイント。
ウァドゥーからボートで40〜45分ほど。
在職中も頻繁に使っていたポイントで、
大物遭遇率はけっこう高い。
私は過去にここでジンベェザメにも遭遇している。
岩佐さんの勘では・・・・・・、
いや、勘ではないな、データでは、
そう、データでは流れが外洋からインリーフに流れ込んでいるはずとのこと。
ここのポイントはそーいう流れじゃないと、あまり楽しくないのだ。
しかし、風はあいかわらず強く吹いている。
北東の風。
エンブドゥシャークポイントは南マーレ環礁の東側に位置するポイントなので、
この風の場合、モロにうねりと風波をダブルで受けてしまい、
ポイント付近の波高がかなり高いことは安易に予測できた。
実際、ポイントに到着してみると、
うーん・・・・・。
波、あるねー。
ドーニが木の葉のように波にもてあそばれてしまう。
このポイント、リーフの曲がり角になっている。
モルディブのポイントならばどこでもそうなのだが、
リーフの曲がり角で潜る際、
1番楽しいのはちょうど曲がっているコーナーの部分そのもので、
そこを通過してしまうと見るべきものは減っていく。
外洋側はまだ透明度も高く、いろんな魚が通ったりするが、
インリーフ側は透明度も落ちてしまうし、魚の量も減ってしまう。
だからベストなコースは外洋側からエントリーし、徐々に深度を下げていき
コーナー部分で最大深度。
しばしそこで止まっていられるだけの潜水可能時間を残しておきたい。
だからあまりにも早く深場に降りてしまうと、
コーナー部分でデコが出てしまい、最も楽しい部分を
ゆっくり見れなくなってしまったりする。
深場に潜りたそうなゲストの欲望を止めさせて、
上手にコーナーで最大深度となるようにコントロールするのも大事なガイドのお仕事だ。
コーナー部分からの潜り方はまた二つに分かれる。
ひとつはリーフ沿いに流されるオーソドックスな潜り方。
比較的簡単だが、いったんコーナーから離れてしまうと、
流れは加速度的に速くなるのでもう止まることはできない。
徐々に水深を浅くして、安全停止をするのみだ。
もうひとつは、コーナー部分からさらに外洋に出て、
水路のキワを泳いでいく、チャネルクロスと呼ばれているルート。
これは流れ込んでくる流れに逆らいながら進まないとダメなので、
かなりの泳力を必要とするが、
流れの当たる場所をずっーと泳ぎ続けるため、
いろんな魚が出てくる。
もちろん流れがそんなに速くないときしかできない。
さてさて・・・・今回のダイビング。
海上から見る限り、
流れは岩佐さんの勘通り、外洋からインリーフに流れているようだ。
確かに波はあったのだが、
もし反対の流れになっていたら、風向きと流れが相反し、
水面の波はとんでもなく荒れてしまう。
現況、波はあるが、まだ穏やか。
しかも流れ自体もそんなに速くない・・・・というのは
予め潜る前に予測できた。
ガイドはユミさん。
波間に飛び込んで、カレントチェックしてきてくれた。
予想通りの流れ。
ポイントにいるのはウァドゥーのドーニの他にはもう一隻のみ。
その船は外洋側に出ないで、インリーフ側の水路からエントリーしていた。
1番の安全策。
だがおもしろくないはず。
コーナーの部分を通過してしまってから潜るので、
まっすぐなリーフをただただ流されていくだけなのだが、
あまり魚は出てこないはず。
ユミさん、どうするかな?
と黙ってみていたら、ドーニを外洋に出した。
波を超えて、外洋側からエントリーするつもりだ。
なかなか頑張ってくれる・・・・。
でもほんまに波が高いぞ。
エントリーポイントにたどり着くまでに
ドーニが傾いて荷物が片側に滑り落ちてしまうほどの揺れが2回。
メンバーの顔もかなり強張っている。
実際、私も言いそうになった。
「もういいよー・・・、穏やかなところで潜ろうよ・・・」と。
でも、言わなかった。
それは外洋側の流れ、コーナー部分の流れ、
インリーフ側の流れ、エキジットポイントの波などは
かなり好条件だということがわかっていたし、
エントリー付近の波だけがマイナス要因だということもわかっていたから。
だけどそんなことは一般のお客さんにはわからないし、
ツアーメンバーたちは大層不安に思っていたことだろう。
揺れに翻弄されながらエントリー。
水面の荒だたしさとは対照的に水中は静まり返っている。
エントリー付近の流れはたしかに穏やかだった。
外洋部分にはグルクンがたくさん泳いでいるので、それらとまた遊んでいたのだが、
コーナーに近づくに連れて、流れが予想よりも速くなっていることに気づいた。
コーナーに近づいていくと、自分のいる場所によって、
流れの速さは信じられないぐらい変わってくる。
たった数メートル離れているだけで、
流れの速さは驚くほど異なってしまう。
数名がリーフの浅瀬近くを泳いでいたので、
回り込んでリーフから離れるように指示する。
リーフに寄ってしまうとリーフに吸い込まれる流れに簡単に持っていかれてしまうので、
コーナー手前では必ずリーフから遠ざからなければならない。
中層に浮かびながら、グルクンやイソマグロを見ながら流される。
もうそろそろコーナーだというところで、
大きなイソマグロが我々よりもリーフ側に出現した。
けっこう大きい。
今回のツアー中に見た中では最大だった。
誰も気づいていないし、私だけならば撮った後でも再びみんなと合流できる・・・・
と思って撮影に行った。
で、撮れたわけだが・・・・・。
下の写真のように・・・・。

ガイドのユミさんがそのマグロをみんなに指差して教えちゃった。
大きいし、けっこう近いところ泳いでいたし、そりゃーみんな撮りにくるけれど、
そこは教えたらダメなところでしょーと私は内心思っていた。
私だけが撮りたかった・・・・というケツの穴の狭い意見ではなく、
ここの、このコーナーの手前でリーフに寄ってしまうと、
コーナーできつくなるのだ・・・・。
予想通り、マグロを撮影に来たメンバーはあっという間にユミさんたちから離されて
インリーフ側に吸い込まれかける。
ユミさんも「こっち、こっち」と身振りでみんなを戻そうとするが、
なかなか・・・・、なかなか・・・・、
いったんコーナーに着いてしまうと、
そんなに速くない流れでもかなり速くなってしまうのだ。
みんな頑張って泳いでいるんだけれど、
なかなか外洋側まで泳いで出られませんでした。
ユミさんはそのままチャネルクロスのコースを選択。
ドロップオフの30mラインを真下に見ながら20〜23m付近を流していく。
何人か手伝って、なんとか全員チャネルクロスコースに乗せて、流されていると、
やはり生物はたくさん見られる。
マダラトビエイが2匹いたり、イソマグロ、メジロザメ、ホワイトチップシャーク、
ギンガメアジ、マダラエイなど。
大物はけっこうたくさん出てきた。
出てきたけれど、みんなにそれらを楽しむ余裕があったかどうかは別の話。
撮影する余裕は無かった。
私もなかった。
かろうじて、10匹ほどの群れで現れたマダラトビエイの1番後方の一匹を撮れたのと、

マダラエイにしてはなんか変・・・・。
と思いつつ撮影した、マングローブウィップレイ・・・・・。
でもピンボケだ。
ほんまにワイドが撮れないデジカメだ・・・・。

在職時から群れていたムレハタタテダイもいたし、
ギンガメアジの群れは遠かったけれど、単体で黒い個体が何回か
近くを通っていたし、しんどかったけれど、
まぁー上手に潜れた。
ユミさんの狙い通り、エキジットポイントは波のない場所に浮上。
ツアーメンバーのみなさんも、水面でドーニを待つ間、
ここは全然静かだなーと思われていたと思うのだが、
それらは偶然ではなく、ちゃんとここの穏かな場所にガイドできるという確信があったからこそ、
あそこの波を超えたのだ。
ガイドはそーいうものだと思うし、それらが自然に、
さも当たり前のように行えてこそプロだと思うし、
ユミさんは十分プロだったと思うですよ。
いい仕事してもらった。
帰りはみんな疲れたようでしたが、
天気も良くなって、海も穏やかになってきた。
ウァドゥーの全景写真を撮ってみました。
小さい島ですなー。

さぁー午前のハウスリーフ。
ボートから帰ってそのまま用意します。
帰ってくるまでに一時間ほど経っているので、水面急速と移動時間を兼ねられて
まぁー得した気分。
流れを見てみると、まだ北から南に流れていて、
非常に穏か。1/5ぐらい。
こりゃーハゼを見るための流れですよーってことで
全員でハゼ場に潜入。
ほとんど流れもなく透明度も良く、20mぐらい見えている
ノーストレスな環境でみんなそれぞれ撮りたいハゼとにらめっこしてきました。
私はオーロラゴビーのygだと思われる個体がいたので撮ってみました。

こちらが大人のオーロラゴビー。沖縄でいうとヤノダテハゼって感じなんだけれど、
ヤノダテハゼよりも大きい個体が多いし、シッポの模様ももっと派手。
今回の滞在中では尾びれ全開の写真は撮れなかったけれど、
過去に撮ったものから紹介するとこんなに綺麗になる。

在職時は名前がわからなくてオニハゼとして紹介していたけれど、
今ではちゃんとファンシュリンプゴビーと呼ばれています。
ここのエリアには、トールフィン2個体、ファンシュリンプゴビー2個体、
白系ジョー1個体が密集していて楽しい場所でした。

こちらがもう1個体のファンシュリンプゴビー。

14日に私が見つけたトールフィンゴビー。
あまり隠れない個体で、みんなのいい被写体になっていました。

反対側からの方がシリビレまで見えていたので寄ってみました。

もう1個体のトールフィンは背びれの先端が割れてしまっていました。

白系ジョーはあまり隠れなかったので、ナビゲーションの目安とさせていただきました。

浅瀬に戻るときにニシキイトヒキベラのフラッシングを追いかけましたがまたもや玉砕。

たくさんいる体の横の白線がつながっているタイプのもの。
英名でWhite−line pygmy goby。
学名だとEviota sp1となっています。
和名はわかりません・・・・。

こちらは白線が断続しているもの。
学名でEviota sebreei。
英名はSebree’s pygmy goby。
和名はクロスジイソハゼとなります。
この種もたくさんたくさん見られます。

オシャレカクレエビは岩陰を見ればたいてい見られますが、
ここでは2個体が仲良くしていたので撮ってみました。

うーん・・・・。イロウミウシの仲間だということはわかるけれど。
海外の図鑑で調べてもあまり合致するものはなかった。
あとはネットなんだけれど、またこれ探すのに時間がかかるのよねー・・・。

流れのない海の潜りやすさに驚いたように、
みんなが楽しかったと連呼し、
やっぱりハゼ場は楽しいねーと満面笑顔で昼食にありつくのでした。
さてさて、朝食がカレーだったのに、
昼食もカレーだった。
なんてちぐはぐ・・・・。
せめて違う日にしてもいいだろうに・・・・。
写真は撮ったけれども、メニューの詳細をメモするのを忘れたので、
どんな料理だったか、もう詳しく思い出せない。
みんな写真から想像してください。
カレーでした。

右側はチキンカレーでしょう。

左がポテトカレーかな・・・・。
右側がフィッシュカレーかな・・・・。

魚をすりつぶしたせんべい、パパダンも出てきました。
私は大好物。

毎日、野菜がたくさん出てきたのにはびっくり。
サラダは不足しませんでした。
これは以前よりは改善されていたことのひとつ。

いろんな料理が出ていたんだねー。

在職中から好きだった、オニオン&トマトサラダ。
まだ出されていました。

昼食後、再びハウスリーフ。
流れはまだ北から入ってきている。
強くもない。1〜2/5ぐらい。
透明度も15〜20mはあり、素晴らしいコンディション。
毎年この時期は乾季と雨季の変わり目で
多少のコンディションの悪さは覚悟していたのだが、
なかなか期待を見事に裏切ってくれて、やってくれるぜ・・・・って感じでした。
2番ブイからエントリーし北側に泳いでいくと、
前方から次々にナポレオンが泳いできた。
全部で大小混ぜて4個体もいました。
私が写真に撮れたのは2番目に大きな個体です。

寄ってきて遊ぶ・・・ってことはしてくれなかったですが、
一度に4匹も見られれば、けっこう満足。

以前は斜めに傾いたテーブルサンゴがあった砂地は
ガイドのみならず、ゲストの皆さんにもいいナビゲーションのポイントだったのだが、
白化現象の影響を受け、死んでしまい、やがて朽ち果て、
今では写真のようなガレ場に変貌している。
サンゴが岩化した上にはすでにホヤやガヤが付着しており、
これはこれでいろんな生物が隠れられる、いい場所になっていました。
かってのサンゴはこんな感じでした。

その奥にスカシテンジクダイがたまっていた岩がありました。

岩の周囲にはフレームバスレットやデバスズメダイが群れており、
いやがおうにもワイドで撮りたくなってくる。

ムスジコショウダイまで群れている。
なんせ魚が多いので、ムスジコショウダイを1番手前に置きたかったのだが、
キンギョハナダイらの侵入を食い止める術は無く、
結局こんな写真になってしまった。

頑張ってもうちっと寄ってみた。
後ろにメンバーを入れて、ちょっと遠近感を出してみた。

かと思えば、このスカシテンジクダイの岩のすぐ横には
ブラックシュリンプゴビーの若魚がいまして、
またこいつが全然隠れないのだ。
メンバー全員がけっこう寄れて撮れたのではないだろうか?

キンギョハナダイ、フレームバスレットの群れはいたるところにたくさんいて、
ついついカメラを向けてしまう。

穴から顔を出していたのは、ハナダイギンポ。

ウミウシを探していると、いつも目に付いて困ってしまったホヤの仲間。
ウロコ系ウミウシか?!! といつもハッとさせられました。

お客様が見つけた大きなミノウミウシの仲間。
大きすぎてモルディブにいたときは、名前がなにか見当もつかなかった。
でも帰ってきていろいろ調べてみたら、
なんと、フトガヤミノウミウシのようなのだ。
触覚のあたりはまさにそのものだが、ミノの色が
なんとも解せないのだが・・・・・。
学名はデベリスの図鑑ではCuthona kanga となっているが、
これは誤記のようで、後にCuthona yamasuiに変更になっているらしい。
そのことは私もネットサーフィン中に他のHPで知った。

エキジットし、最後のハウスリーフダイブに向けて体を休める。
例によって私はスノーケリングに出かける。
ホンマに・・・・、ずっと水に浸かっているなー・・・・。
カエルウオ村の様子だけ見てきました。
やっぱりたくさん・・・・、あいかわらずいるなー。

画面左端の白い線は逃げ惑うキビナゴガ画面に入ってしまったのです。

そして、最後のハウスリーフスタート。
流れはまだ北から南へ。
なんだ今日は1日ずっと北からの流れである。
こりゃー決定的に季節が変わって、乾季になるんだろーな・・・・。
速さは少し速くなって2〜3/5ぐらい。
2番ブイからエントリーして、堤防の壁沿いを潜る。
最大水深は5mぐらいで安全停止をするつもりで潜りましょう。
とエントリー。
みんなそれぞれいろいろ楽しんでおられる。
私はウミウシを探しては、それをみんなの元に届ける・・・という
感じで潜っていました。
写真はそんな中で出会えた名のわからぬヘビギンポ・・・・と思っていたけれど、
よく見れば・・・・、
これってモルディブ・トリプルフィンのygじゃない?
日本のタテジマヘビギンポそっくりな魚だけれど、
日本のものと比較すると白線がつながっていず、点線になっているのが
相違点ということです。

ウミウし探していたら、いろんなホヤに出会えるのは
沖縄もモルディブも一緒だ。
かわいいホヤでした。
けっこう見られましたよ。

イチゴミルクウミウシが出てきました。
まさかモルディブで出会えるとは・・・・・。

うーん・・・・。どっかで見たことある・・・と思っていろいろ探しまくったけれど、
見つけられなかった・・・・。
名前のわかる人、教えて下さいませ。

センヒメウミウシでしょうね。

ウミウシかなーと思ったけれど、ヒラムシかもしれないね・・・・。

変異の多い種のオハグロツバメガイです。こんなのもいたんだね、モルディブって。

お客様が見つけて撮影していたアデヤカミノウミウシ。
とても綺麗なウミウシで沖縄でも見られますが、
モルディブの個体も変わらず綺麗です。
ナマで見たかったぁー・・・。

4本目ではそこそこウミウシを見つけられました。
流れは徐々に強くなっていき、エキジットする頃には4/5ぐらいまでになっていました。
そしてまた夕食。
例によって、撮影したもののメモがない。
左はポテトでした。
右は野菜チャンプルーかな。

えーと・・・、忘れた。

左はビーフンだったと思う。
右はピザ。

夕食時もサラダはいろいろ。

サラダの続きです。

パンも常時いろんな種類がおいてある。
カレーパンが美味しかったので撮ってみました。

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