17/JAN/08
さて、ダイビング最終日。
ボートは乗らないでハウスリーフを攻めましょう・・・ってことになりました。
みんなやっぱりゆっくり潜りたいんだなー・・・・。
メンバーそれぞれにリクエストを伺うと、
ハゼ場に行きたいとみんなが言い、
トールフィンであったり、オーロラの全身ヒレ開きであったり、
マッコスカーズラスのフラッシングだったり、
ブラックシュリンプゴビーの成魚だったり、
タテジマキンチャクダイインド洋型だったり・・・・・・・・。
見たいものに限度はないようである。
それぞれが見たいものでじっくり置き去りダイビングのような
スタイルでダイビング。
マッコスカーズラスは岩佐さんから情報を聞いて、
探しに行かないと見つからないので、
もし見つかったら呼びますね・・・と約束して潜降した。
北から南の流れでとても穏か。
1/5もないくらいかな・・・・。
それで透明度もよろしい。
なんて素晴らしいのだろうか。
初めに登場したトールフィンゴビー。
巣穴からペアで出ていたので、早々にそこで二人が離脱。
奥のファンシュリンプゴビーとトールフィンエリアでも1人が張り付き、
私はマッコスカーズラスを探しにさらに奥へ。
途中、黒色のガーデンイールを見たり、

ドラキュラパートナーゴビーのペアを撮ったり、

シングルを撮ったりしつつ、探していると・・・・、

何十匹とマッコスカーズラスが群れている場所を発見。
岩佐さんの言っていたとおりのエリアにいました。
しかしここはリーフから離れている。
一般の人にはなかなかリスキーな場所だ。
流れていたらリーフまで帰って来れない可能性大です。
だからこれを読んでウァドゥーに行くみなさん、
もし岩佐さんがこの場所を教えなくても岩佐さんに八つ当たりしてはいけません。
それだけ遠いのです。
セルフで行くにはちっとリスキー。
どうしても見たい人は、岩佐さんのガイドで行けるときにお願いしてください。

しかし速い、素早い。
流し撮りで撮らないと、全然追いつけないぞ。
しかしフラッシングはバンバンしてくれているので、目で見る分には楽しめました。

帰りにトールフィンをパチリ。

浅瀬ではハナタカサゴが流れのないハウスリーフを
秩序無くだらけた感じで泳いでいました。
お客様の目の前にこぼれてきたところを撮影。

例によってトライしてしまうニシキイトヒキベラのフラッシング。
またもや撃沈。

ウミウシではセトイロウミウシに出会えました。
普段見ているウミウシがけっこうインド洋でもいるもんだ。

けっこう頻繁に見かけたヤドカリです。
黒を基調としてブルーが見えるところなんてかなりシックな色彩で気に入って撮影したのだが、
手持ちの図鑑でこれっ!! っていうのが見当たらないなー・・・。

みんな思い思いにほとんどフリーって感じで潜っていたけれど、
みんながそれぞれ楽しそうにエキジットしているのは
やっぱりモルディブっていう魚いっぱいな海のパワーなんだろうね。
しばし休憩の後、2本目も午前中にハウスリーフに行くのだ。
そして私は例によって、またもやスノーケリングに出かけるのだ。
英名Azure damsel。
和名をクジャクスズメダイといいます。
とても綺麗なスズメダイですが、いっぱいいるので
ぜひじっくり見てあげてください。

クロソラスズメダイの成魚ではないでしょうかね。

在職中の呼び名はダブルサドルバックバタフライフィッシュだったのだが、
今の図鑑ではダブルサドルバタフライフィッシュになっていた。
インド洋固有種です。
太平洋のスダレチョウチョウウオによく似ています。

ミスジチョウチョウウオに、

スミスズサーベルトゥースブレニーの若魚も撮り直し。

黄色の線が特徴的な英名Yellow−banded pipefish。
和名ではキシマイシヨウジといいます。

浅瀬の船着場にカマスの子供、3センチぐらいの小さい奴が
ロープに寄り添うように擬態していました。

ヤエヤマギンポはどこの海でも見かけるけれど、
インド洋にもいたので撮っておいた。

そして、今日の2本目が始まる頃には、
流れは南から北に変わってしまった。
が、あいかわらず穏かで1/5程度。
まだまだ透明度も良くて、
きっと流れが変わったところだったのだろう。
いい時にエントリーできた。
堤防先端から入り、モルディブアネモネを撮りなおすメンバーがおり、
しばしそこでストップ。
ここはヒメフエダイなどが群れている。
私も頑張って撮ってみたが、ことごとくダメでした。
北側の砂地に向かうと、底で巨大なマダラエイが動かずに止まっていました。
ほぼみんなゆっくり撮影できたはず。

さらに奥に進んで、スカシテンジクダイの群れている場所まで来てみると、
今日はそこにムレハタタテダイが群れていた。
こんなの在職中も見たことない・・・・・。

どうやら南からの流れのときは、
ムレハタタテダイがここに集まってくるようになったみたいで、
囲んで撮影すると少し流れの下に逃げるのだが、
しばらくするとまたここに集まってきていた。
うーん・・・・・。
ハウスリーフでムレハタタテダイの群れまで見られるとは。
さらに充実してきたなーって感じ。
いろいろ撮影して遊んでしまった。

何度も撮ろうとしているけれど、
相変わらず美しく撮ってあげられない、
結局最後まで撮ってあげられなかったフレームバスレット。

スポッテッドバタフライフィッシュは在職中もこの呼び名でした。
これまたインド洋固有種のひとつ。
太平洋のゴマチョウチョウウオに似ている。
ゴマチョウチョウウオもいるけれどね、インド洋には。

お客様がリクエストされていたタテジマキンチャクダイインド洋型。
背ビレ後方が延びずに丸くなっているところが特徴。

ダイビング終盤では2枚のマダラトビエイが付かず離れずでずっと付いてきたようで、
グループ後方のお客様はそれを楽しんでおられたようです。
私はグループ前方にいたので見えていませんでした。
さて、昼食を食べ、
またもや午後からハウスリーフに・・・・・ではなく、
午後からはボートなのだ。
ウァドゥーの北側のリーフ、ウァドゥーケーブに行く。
ウァドゥー自体がとても小さな島なので、そこの北端を取り囲むリーフの長さも短い。
流れが速いときは端から端までノンストップで流されると20分ぐらいで潜れてしまう。
私の在職中は人気ポイントの上位にランクインされていたはず。
私も好きなポイントの一つでした。
ポイント西端のコーナー部分には流れがよく当たり、
イソマグロ、ギンガメアジの群れ、マダラトビエイの群れなどと一緒に
たくさんのグルクンが川のように流れていることが多く、
とても魅力的な場所だった。
リーフ中央には大きなオーバーハングがあり、
そこの天井からは青や白のソフトコーラルがぶら下がっていて
ポリープが咲いているときなどとても美しかったのだ。
またそこには大きなイソバナがありクダゴンベがずっーと見られた・・・・・
のだが、・・・・・・・・、
今ではそのイソバナは影も形もない。
なくなってしまったのだ。
当然そこを住処としていたクダゴンベもいなくなった。
今回はそのオーバーハングでなにか見たことのないマクロ的ネタを見つけたいなーと
意気込んで参加。
また大物では過去にここでジンベェザメに遭遇している。
アワヨクバ・・・・という思いが微塵も無かったのか?
と訊かれると・・・・、ちょっとは期待していたと思う。
今回のウァドゥーケーブ・・・・。
昨日のエンブドゥシャークポイントほどではないが、やはりちと波が高かった。
エントリー前のボートはけっこう揺れた。
写真はエントリー後、流れていなかったので、
水面に浮かびながらウァドゥーを撮ろうとしたのだが、
波に揺られてこんな感じに撮れるほどの波だった・・・・という証拠写真。

流れは東から西に。
1〜2/5程度のゆっくりとした流れ。
透明度はあまりよくない。
10Mぐらいかな・・・・。
エントリー直後に岩佐さんが浅瀬にいるマダラトビエイを指差してくれたのだが、
1番後方に位置していた私には見えませんでした。
しかしすぐにカメが現れる。
沖合いにはグルクンもイソマグロも通っていく様子がなんとか見えるが・・・・、
やっぱり透明度悪いし、
私のデジカメはワイドで撮れないし・・・・・、
視線がマクロになってしまうことは必然。
で、グループ後方から小さいものを探しながらついて潜りました。
岩場の陰にいたサンゴモエビ。
沖縄でも普通にいるけれど、モルディブにも多い。
ナイトダイブとかするとよく見たけれど・・・・・。
今回のナイトでは見なかったな・・・・・。

小さいウミウシ。エンビキセワタも発見。
サイズは1センチぐらいかな・・・・。
こいつも沖縄で見られる。
ウミウシを見つけると嬉しいのだが、やっぱりインド洋だけで見られる・・・・
というウミウシに出会いたくなってきた。

モルディブスポンジスネイルという名のウミウシではなく巻貝の仲間。
ダイビング後半に岩佐さんも見つけて教えてくれたので今回2個体見れました。。
在職中も頻繁に見つけていたこの巻貝。
当時は名前がわからなかった。
どちらかというと、北マーレ環礁南部のポイントに多かった。
わりと大きな巻貝ですが、こんな風貌なのであまり人気はありませんでした。
お客様に紹介しても・・・・・、
数多の大物に囲まれお客様の印象にはほとんど残っていないはず。

岩佐さんが教えてくれたクロヘリアメフラシ2匹。
クロヘリアメフラシも今回の滞在でたくさん見られました。

ナミダテンジクダイは在職中も頑張ってガイドしていた・・・・・、
いや、していなかった。
見せようとは思っていたのだが、
なかなか見せられなかった魚のひとつだ。
目の下の涙の跡が切ない魚で、個人的に好きである。

岩佐さんが教えてくれたBlack−eared eyelash blenny。
個体数は多いです。

流れがあまりなかったので、魚が集まっているはずのコーナー部分にも
そんなにクライマックスもなく、コーナー後はリーフ沿いに進路を南に取り、
ポイントでいうところのコーラルガーデン側に少し入ったところでエキジット。
海からはウァドゥーの水上コテージ側が見られる。
こちらはウァドゥーのインリーフが波を遮ってくれているので、
エントリー付近よりは波が穏かなのだが、
それでも水面はこれぐらいの波がある。

そしてウァドゥーに戻り、しばし休憩の後、
最後のダイビングに突入するのだ。
ポイントはもちろんハウスリーフ。
潜り倒しているし、明日の夜には飛行機に乗ることから考えても
そんなに深くは行けない。
昨日、今日と最後の4本目のハウスリーフは最大水深で6Mぐらい。
平均水深は4〜5M。
実にセーフティーに潜っています。
みんなリーフに張り付いて撮りたいもの、見たいものをそれぞれで観察。
私はなにかいいものがいたらみんなに教えるというスタイルでダイビング。
オオメハゼのような赤点が全身にあるベニハゼの仲間。
英名ではRed−spotted pygmy−gobyとなっているが、
学名ではTrimma spとなっているので特定できていないのだろう。

さて、そしてこの魚。
どう見てもイシガキカエルウオだけれど・・・・・。
インド洋で見られるものと太平洋で見られるものでは差があり、
名前も別だし、種そのものが別だと言われている。
今回比べてみようではないか・・・・。
まず今回撮影してきたこの魚。
図鑑では、英名をLittle combtooth blenny。
学名はEcsenius minutusといいます。

一方、沖縄で撮影したこのイシガキカエルウオ。
学名はEcsenius yaeyamaensisといいまして、学名のまったく違う魚になっています。
で、相違点はどこかと見比べて、図鑑を読んでいくと、
沖縄型にはムナビレ基部に黒いY字型の線が入っています。
上の写真のモルディブのタイプは入っていない。
なるほど・・・、こんなところで見分けるのか・・・・・。
じっくり見比べたことなかったので、今回学習できてよかったです。

最後になってハウスリーフでも見つけられた
Black−eared eyelash blenny。
全身出ているところを撮っておきました。

こちらは英名をCheeked pipefish。
学名ではCorythoichtys insularis。
手持ちの日本の図鑑ではこの学名は出てこなかった。
ネットで検索してみると、この学名でヒットするのは3件しかなく手詰まり。
ううぅぅぅぅむむむむ・・・・。

こちらはキシマイシヨウジだと思われる個体。

ウミウシも何種か見つけました。
シロタエイロウミウシのygでしょう。
背中のハートマークが見えますからね。

フジナミウミウシも沖縄で見られるウミウシ。

うーん・・・・。白くて小さいウミウシでした。たしかこんなの沖縄でも見た・・・・と
探してみたのが・・・・・・、

この下の写真。沖縄でお客様の撮影されたものです。よく似ているけれど、
これはこれで別種のような気もする。やれやれ・・・・。

今日も見られたこのウミウシ。
やっぱりキャロットシードミノウミウシかな・・・・。

こいつは別個体ですが、
こいつもキャロットシードのような気がする。

うーん・・・、コトヒメウミウシのような気がする。

こちらはハクテンミノウミウシでしょうか・・・・。
うーん・・・、沖縄で見た奴が多いなー。

クロユリハゼ子供はいつでも撮れる場所に
いつでもホバリングしていました。
ありがたく撮影。

最後はゼブラハゼも出てきていました。

全部でボートが3本。
ハウスリーフが16本。
合計19本か・・・・。
よく潜りましたよ。
素晴らしい。
器材を洗って、干して、夕日タイム。
そんなに焼けなかったけれど、
頑張って撮った写真は全部イマイチ・・・・・。
難しいねー。
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