第3位

2011/12/29撮影 写真提供お客さまOさん

ホウライザメ

もうすでにランキングもほぼ決まりかけていた年末に出会ってしまった・・・。こんな大物に。ウミウシ好きのお客様と一緒だったので、ねちねちウミウシを探していたその帰り。そろそろエグジットポイントに向かおうと泳ぎ出したら・・・、正面からこのサメがのっしのっし泳いできた。

まじ?

咄嗟に頭に浮かんだのは、その一言。だってここは東海岸。水深はたったの5M。この水深でこの大きさのサメに出会うとは・・・・。だって、私の体よりはるかに大きいサメですよ・・・・と、頭の中ではいろんな声が。通りすがりにお客様ともども何枚か撮影しましたが・・・。身の危険を感じるほうが強くて・・・。

通り抜けた後も背後に気を配りながらお客様とダッシュで浅瀬に・・・っていうか、ここも浅瀬だし・・・。

すると、背後から戻ってくるサメの姿が。うーん・・・。浅瀬に迷い込んだサメだろうか? 腹をすかしているのかなー? とにかく危険な状況だろう・・・。砂地にいたし、逃げるときのダッシュによって、砂煙が舞い上がってしまったので、それに導かれて戻ってきたのかもしれない・・・と思い、できるだけ中層を帰る。

岩場のエリアに戻ってきたので、ちょっとスピードダウン。サメの姿が見えなくなったから少しウミウシでも探そうかと思った矢先、また真横にサメ出現。ぼよーぉぉぉぉんんん。

こりゃーまずいでしょう。本格的にまずいでしょう。狙われているって奴じゃない? 逃げましょう、逃げましょう。お客様に戻りましょうのサインを出してエグジット。

足ヒレを脱いでいる最中が最高に怖かったです。ジョーズに襲われるシーンとか、足の立つ浅瀬が多かったと記憶していたので、そそくさと水から上がる。

夜、店に戻って、早速サメの素性を調べる。ネットで調べてもあんまりよくわからない。昔モルディブで餌付けをしていた頃のメジロザメに姿が似ているのでその仲間だろうと探してみるが・・・、検索のやり方自体がよくわからない。

結局、またS先生に聞いてみた。「吻が尖っていて、第2背鰭と尾鰭下葉が明瞭に黒いので、サンゴ礁に生息するとされるホウライザメだと思います。オオメジロは吻が丸いです」とのことです。

ホウライザメってネットで調べても、あんまり詳しいことは書かれていなかった。名前自体も初耳。そんなのが金武湾の浅瀬に迷い込んでいたってぇーのが恐ろしいねー。何も起きなくて本当によかったよ。

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沖縄本島うるま市にあるスピッツは本島西海岸のサンゴや洞窟と東海岸のマニアックな砂泥エリアを網羅する稀有なダイブショップです。また河口域、やんばるの渓流域までガイドの幅を広げ、自然と海まるごとマクロに楽しんでしまおうというスタイルです。もちろん少人数制です。

深場はあまり攻めませんが多様な浅場の環境をご用意して皆様の水遊びをサポートいたします。

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